私たち夫婦には子供がいません。いわゆるDINKsというやつですね。
子供はいませんが二人で犬を飼い世話をしています。
犬を飼った理由は子供がいないからですが、
だからといって犬を自分の子供のように接してはいません。
もちろんとてもかわいいし、本当に大切にしています。
ですがそのように接していないのには自分なりに理由があります。
それは自分より先にこの世を去ってしまうから。
本来の子供というのは、もちろん例外はあるにしても
普通は自分の方が先に逝きます。
ただ、犬に関してはそもそも人間と同じ時間軸ではないので
共生活の時間を一緒にしていても、これも例外はありますが
普通は飼い主が犬を看取るケースが多いはずです。
自分の子供のように育ててしまった場合に
その最愛の子が自分より先に逝ってしまうのは耐えられないなと。
そこがわかっているからこそ、敢えてそう思わないようにしています。
ただ、だからといって蔑ろにしているということは絶対にないです。
ちょっとおかしいかもしれませんが、もし何か事故や災害など
命に危険が及びそうな状況になったとき、私は何も躊躇することなく
この子を助けるでしょう。
誰かの命に責任を持つというのはそういうことだと思うから。
…少し話がそれてしまいましたが、
飼い犬を自分の子供のように接しない理由。それは自分を守るためですね。
そういう育て方、考え方があることはわかっているのですが
どうも私は心が弱いのでそんなことするとたぶん持ちません。